ここ数年、日本でも数多くの格安航空会社(LCC~ローコストキャリアの略)の路線が誕生し、大都市間は非常に格安で飛ぶことができるようになりました。東京でも羽田空港・成田空港から多くの便がでています。
羽田空港・成田空港を離発着するLCCの便を調べてみました。
ひとつの目安として、2014年7月9日時点で調べた7月16日(水)の便数と一番安いチケットの価格も一覧化しています(料金はフライト時間・日&曜日によって大きく変わります/便数は各航空会社公式サイトのフライト検索結果でカウントしているため満席で表示されていない便がある可能性もあります)
●ジェットスター
成田─札幌(新千歳) | 5便 | 5,790円 |
成田─大阪(関西) | 5便 | 3,790円 |
成田─福岡 | 6便 | 6,190円 |
成田─大分 | 2便 | 5,990円 |
成田─鹿児島 | 1便 | 8,590円 |
成田─松山 | 2便 | 5,290円 |
成田─高松 | 2便 | 4,590円 |
成田─那覇 | 3便 | 8,790円 |
●バニラエア
成田─札幌(新千歳) | 6便 | 6,500円 |
成田─那覇 | 3便 | 8,500円 |
成田─奄美大島) | 1便 | 14,000円 |
●スカイマーク
羽田─札幌(新千歳) | 8便 | 12,900円 |
羽田─神戸 | 6便 | 10,500円 |
羽田─米子 | 1便 | 13,900円 |
羽田─福岡 | 10便 | 11,300円 |
羽田─長崎 | 4便 | 14,400円 |
羽田─鹿児島 | 4便 | 15,300円 |
羽田─那覇 | 6便 | 17,900円 |
羽田─宮古 | 2便 | 22,000円 |
羽田─石垣 | 4便 | 20,900円 |
●ピーチアビエーション
成田─大阪(関西) | 5便 | 3,390円 |
LCC4社を含む複数の航空会社13社のフライト&料金をまとめて検索できるのが「大黒屋トラベル」。あの大黒屋の航空券販売会社なのですが、出発地・目的地・日にちを入れて検索すると、早朝便から深夜便まで、各社の便の時間と料金がずらり並んで表示されるので、希望時間前後で最安値の便を探すのにとても便利です。
格安航空会社は、一般的にTVCMなどの宣伝広告費を抑え、そのかわり新路線就航時などに驚くほど安い航空券を期間・数量限定でタイムセール的に販売することで、話題ニュースとして認知度アップをはかる戦略をとっています。
新路線就航時の他にも、閑散期のチケット販売促進のため、激安特価のチケットをタイムセールすることがあります。片道1000円以下など非常に安い場合は、1時間もせず売り切れてしまいますが、事前に情報をチェックし、開始と同時に参戦すれば、希望日時でとれることもあります。
私も実際、先月片道500円のジェットスター航空券で成田空港から高松空港に行き、二泊三日のうどん県旅行を楽しんできました。他にも沖縄5円、マレーシア5,000円チケットを買ったこともあります。
短期決戦のタイムセールに参戦するにはどうすればいいか。
土日両方を含む日程だと希望殺到してしまうので、可能なら少しずらして狙うといいでしょう。
第一候補日がダメだった場合に相談せず次の候補を探せるよう、あえて一人旅行というのもありかと思います。
スカイマーク以外は空港が成田空港となります。
成田空港は千葉県にあるので東京から少々遠く感じられるかもしれませんが、実はそうでもありません。
●京成電鉄・成田空港アクセス
成田空港から日暮里駅(山手線に乗換可)まで最短36分です。
便利なのは高速バスです。
新宿・恵比寿・吉祥寺など行先も細かく分かれています。
ただ事故などによる首都高渋滞の影響を受けやすいので、より確実な時間に都内に到着する必要があるなら、鉄道(JRか京成)を使ったほうがいいでしょう。
●東京シャトル 東京駅~成田空港900円
●THEアクセス成田 東京駅・銀座駅~成田空港1,000円
高速バスのうち安いのは格安航空会社(LCC)乗客をターゲットとした「東京シャトル」「THEアクセス成田」です。はじめてだと、成田空港でバス停の場所がわからず戸惑うと思いますので、事前に公式サイトを見て乗り場をしっかり確認しておいてください。
格安航空会社は、深夜到着・早朝出発などの便が特に安くなっています。
ただあまりに早い出発だと、特に成田空港の場合、始発に乗っても一時間前までに空港に到着しない・・・といった場合もあるでしょう。
そんな場合には、成田空港近辺の送迎付きビジネスホテルに宿泊する必要がありますが、もうひとつ出費抑えられる方法があります。大江戸温泉の「東京シャトル入館セットプラン」です。詳しくはこちらをご覧ください。