もしあなたが高度恐怖症でないのなら、高層ビル最上階など高いところに登って東京を見下ろしてみるというのはどうでしょう。「バカとなんとかは高いところが好き」なんて言われますが、上から東京を眺めると様々な発見もあり面白いものです。
都内で最も高い場所にある展望台と言えばもちろん、2012年にオープンした東京スカイツリーの展望台。地上450mの場所にあり、まるでヘリコプターの遊覧飛行をしているかのような風景を眼下に見ることができます。ただ・・・入場料が結構お高いんですよね。
もう少し手軽に「東京の高所」を楽しみたいなら、自由に入れる高層ビル最上階や、比較的手ごろな価格でお茶をしながら展望を楽しめるカフェバーもあります。
- 住所：東京都新宿区西新宿2-8-1
- 電話：03-5321-1111
- 最寄り駅：JR新宿駅徒歩約10分／地下鉄都庁前駅徒歩約1分
- 営業時間：9:30～23:00（南北展望室で異なる／時期によっても変動）
- 入場料：無料
無料で入ることができ、地上202mからの眺望を楽しめるのが東京都町の展望台。南北２カ所あり、東京湾や東京スカイツリーに東京タワー、冬なら富士山もくっきり見ることができちゃいます。夜23時まで入れるので新都心・新宿から東京湾まで続く見事な夜景も堪能できます。展望台の中にはレストランもあり、ランチ・ディナーの他、ビールやワインも用意されているので、窓際席をゲットできれば素敵なデートにもなります。
南北の展望室で開室時間が異なり、また休室日もあります。せっかくなら両方入れる日のほうがいいと思いますので、事前に必ず公式サイトをチェックし開室時間と年間スケジュールをチェックし、悪天になりそうな場合には都庁展望室の公式ツイッターも確認しましょう。
- 住所：東京都豊島区東池袋3-1-1
- 電話：03-5321-1111
- 最寄り駅：JR池袋駅徒歩約8分／地下鉄池袋駅徒歩約3分
- 営業時間：10:00～21:30
- 入場料：620円
完成当時は東京イチどころか「アジアで最も高いビル」だった池袋のサンシャイン60。その有料展望台は地上240mの場所にあります。中にはカフェもあるのでゆっくりお茶しながら東京を眺めることも。59Fはレストランフロアで、和食や中華、イタリアンなどの高級店も入っているので、空いている時間に窓際席をおさえられれば、展望台にあがらなくても絶景を見ながらのお食事が可能です。ちなみにサンシャイン60は1978年開業ですが、その前は巣鴨拘置所がここにありました。いわゆる「巣鴨プリズン」と呼ばれた場所で、近くには平和記念碑もあります。
- 住所：東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ52F
- 電話：03-6406-6652
- 最寄り駅：地下鉄六本木駅（地下通路で直結）
- 営業時間：10:00～23:00
- 入場料：1500円／スカイデッキは追加500円
東京都内中心部にあるため、東西南北それぞれ違う眺望を楽しめるのが六本木ヒルズ展望台の魅力です。お洒落なカフェもあり、窓際に用意された席で夜景を眺めながらロマンティックな時間を過ごすこともできます（カップルシート的な小さなテーブルがあります）。追加料金が必要ですが屋上も公開されています。強い風に吹かれながら直接眺める東京の展望は迫力もの。天候によっては閉鎖されてしまいますが、ぜひ体験してみてください！
新宿新都心エリアにはたくさんの高層ビルが林立していますが、多くは上層階にレストラン街があり、食事をしながら展望を楽しめます。
野村ビル50Fのレストランフロアでは、レストランに入らなくてもガラス越しに外を眺めることができる場所があり、夜景もきれいです。また新宿住友ビルは51F、新宿センタービルは53F、NSビルは30Fにレストラン街があり、同様に一角に無料の展望台スペースが設けられています。
東京湾を臨む汐留エリアにあり、46Fと47Fがレストランエリアになっています。かなり高級なお店もありますが、比較的手ごろな値段で食事ができる居酒屋も。絶景眺めながら響カレッタ汐留店のカウンターで軽く一杯なんてのもいい東京の思い出になるはずです。
ちょっと地味ですが、もし近くに行く機会があれば立ち寄ってみてもいいかなという文京区の施設です。最寄り駅は地下鉄後楽園駅で徒歩1分。JR水道橋駅からだと徒歩9分。25Fの展望台は無料で入ることができます。